オリジナルグッズやノベルティと言えば「安かろう悪かろう」のイメージがありますよね。大して着ずに押し入れの奥にしまわれ、何年後かに捨てられてしまうか、すぐに壊れて使えなくなってしまった経験もあるかもしれません。口先だけではなく本気で環境や社会に配慮したグッズづくりをしたい意図はわかるけど、具体的に何をしたらいいかわからない方やアイテム選びにお困りのグッズ担当者の方向けにポイントを紹介します。

 

 

 「SDGsなグッズ」「サステナブルなグッズ」とは

企業のSDGsの取り組みやサステナビリティ経営が強化されるにつれ、備品の購入などにもよりエコなものを選ぶように指示されている会社もあるかもしれません。企業の「サステナビリティ」が表面的な言葉で終わってしまわないためにも、社員一人一人の行動もとても大事です。会社のイベントや就活生や外向けに配るノベルティなどでもいろんな配慮ができます。環境や社会に対する配慮がグッズにあらわれれば、社員や内定者、クライアントや顧客、外部関係者に伝わると、「しっかりした会社だ」「この会社で働きたい」という気持ちの醸成にもつながり、会社のブランディングとしても打ち出すことができます。

では環境や社会に配慮したSDGsなグッズというのは、どんなことを考えればいいでしょうか。環境に配慮したいわゆる「エコ」であるという観点以外にも、様々な課題に対してちょっといいことができるグッズの選択肢はたくさんあります。まず「地球環境に配慮する」「社会課題に配慮する」「社会貢献する」の3つの観点でSDGsと紐づけながら解説します。

 

地球環境に配慮する

地球環境への配慮でSDGsで関連するのは主に

13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 緑の豊かさも守ろう

になります。

気候変動に対応したグッズ 海の豊かさに対応したグッズ 緑の豊かさに対応したグッズ

世界的に最も注目度が高いのは気候変動に影響すると言われる二酸化炭素(CO2)の排出削減です。何十年も前からCO2の排出が「地球温暖化」に寄与するというように言われてきましたが、近年は、気温が上昇することだけでなく、例えば高い温度により水の蒸発が増えて嵐を引き起こすなど、異常気象も頻発しており、「気候変動」という言葉で表現されています。CO2は電気など様々なエネルギーの使用で発生しますが、無駄な工程を削減し電気の使用量を減らしたり、太陽光発電などの自然エネルギーの利用に切り替えた工場で生産されたものが環境に配慮していると言えます。

CO2の他にも海や森などの自然資源を乱獲せず、大切に使用し、これまで破壊されてきた地域の修復や保全に取り組む必要もあります。海の豊かさの問題の1つとして、プラスチック、特に微粒子になってしまう「マイクロプラスチック」は、ゴミになった時に空気中または水中を浮遊して海にたどり着き、魚が食べてしまい、健康被害を及ぼすと言われています。マイクロプラスチックを発生させる化学繊維を原料としない衣料やプラスチックを紙や布などの代替品に置き換えた商品の使用が好ましいです。

 

社会問題に配慮する

社会問題への配慮についてSDGsに関連するのは

 5. ジェンダー平等を実現しよう
 8. 働きがいも経済成長も
 9. 産業と技術革新の基盤を作ろう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任

になります。

ジェンダー平等に対応したグッズ 働き方改革に対応したグッズ イノベーションに対応したグッズ 地方創生に対応したグッズ 責任ある調達に対応したグッズ

SDGsやサステナブルと言えば「エコ」に目が行きがちですが、この宇宙船地球号で暮らしていくには私たち「ひと」も大切にすべきものです。特に「労働者」という視点に立つと様々な課題が浮き彫りになります。例えば、「女性活躍推進」という言葉が政府や働いている企業からキーワードとして挙がっています。男女がいかに平等な機会を得て活躍できるかという課題に対する進捗は日本は特に遅いと言われています。さらに「ジェンダー」は男女だけでなく、LGBTQ+と言われるように、男女だけのくくりでは示せない性カテゴリーが認識されるようになりました。欧米の企業によっては、女性やLGBTQ+の人たちがトップにいる企業と優先的に取引をして商品やサービスを販売しているところもあります。

 

社会貢献する

企業の社会貢献というと、一般的に寄付や社員ボランティアがイメージされますが、企業のビジネス活動の範囲では手が届かない課題について、社外の人と協力して取り組むこともあります。この方法が取られるSDGsは主に、

 1. 貧困をなくそう
 2. 飢餓をゼロに
 3. すべての人に健康と福祉を
 4. 質の高い教育をみんなに
 6. 安全な水とトイレを世界中に
 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
10. 人や国の不平等を無くそう

になります。

貧困問題に対応したグッズ 飢餓防止に対応したグッズ 健康福祉に対応したグッズ 教育に対応したグッズ 安全な水に対応したグッズ エネルギー問題に対応したグッズ 格差に対応したグッズ

どうしてもある会社が販売するモノやサービスの原料調達~販売までの工程では、直接関りがなくて解決できない社会課題もあります。自分たちで直接的な支援ができなくても、社会課題に果敢に活動しているNPOやNGOなどの非営利団体が世界中にたくさんいます。NPOやNGOの活動資金を提供することにより、間接的に困っている人の助けようとする企業が販売しているアイテムを選ぶことで、さらに間接的ではありますが、応援することができます。

 

環境や社会にやさしいグッズの選び方

環境や社会に配慮することがわかったところで、もう一歩具体的にどんなグッズが良いかに落とし込んで見てみましょう。作ろうとしているグッズにどんな思いを込めたいか、そのグッズにまつわるエピソードに合致する配慮は何か、ご紹介するヒントから考えてみてください。

 

リサイクル素材のグッズ

使用後に回収されリサイクルされた素材や、本来廃棄されるものを活かして作ることで、新しい素材から作るより、そして廃棄のための燃焼や埋め立てなどと比べても、環境負荷は低減されます。技術の進歩と流通により、特にヨーロッパではアパレルにもリサイクル素材が使われることが当たり前になってきました。それだけで満足せず、手にしたものはなるべく永く使うようにしましょう。

オリジナルのエコバッグ

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靴下のオリジナルグッズ

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IDホルダーのオリジナルグッズ

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生分解性素材のグッズ

土などに埋めておくと、バクテリアなどが水や二酸化炭素などにまで分解し、見た目には姿かたちが消えてなくなり、土と混ざる素材のことを生分解性素材と言います。こちらも技術の進歩と流通により、いろいろなところに応用されています。日本では、ゴミの8割が焼却処分されており、そこでも多くのエネルギーが使われることになります。CultureGoodsでは毎日台所で使うふきん、サランラップ、フードバッグ、ゴミ袋などに生分解性素材が使われているものを取り扱っています。自宅の庭に埋めても良し、最近はマンション暮らしでも堆肥化にチャレンジする方も増えてきているので、ボロボロになるまで使った後には焼却処分以外の道を考えるのも環境への思いやりです。

台拭きのオリジナルグッズ

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職人や伝統継承を応援するグッズ

SDGsなアイテムと言えば、エコなものだけではありません。昔ながらの伝統工芸を守り、質の高い永く使える商品を大事に作ってきた職人さんたちを応援することも、その職人さんたちの住む経済圏の活性化や文化の継承という意味で意義のあることです。CultureGoodsでは燕三条のステンレスタンブラー、今治のすごいタオル、そして弊社GoodCulturesの地元・群馬県太田市のニット職人が作るちくちくしないマフラーなど、もらって嬉しいアイテムを取り揃えています。

マフラーのオリジナルグッズ制作

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どこで誰によって作られたかわかるグッズ

これまでの歴史において、グローバル化が進み、自国で作るよりも安い国で生産し、私たちが安価に様々なものを手に入れられるようになりました。しかし行き過ぎた価格競争により、生産者の賃金が不当に低いままに働かされる、労働力の搾取も明るみになってきています。自分たちの使うものが、どこの誰により、どういう労働環境で作られたのか、サプライヤーのサプライヤーまで辿ってクリアにしたり、国産にこだわっているブランドも増えてきました。CultureGoodsで扱っているnotabagは、生産工場で働く人々の健康や能力開発もしっかり管理しています。EIJIはオールメイドインジャパンにこだわり、どんな職人さんたちが関わったか、ホームページで見られるようになっています。

notabagのオリジナルグッズ

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認証マークの付いたグッズ

環境や社会に対してきちんと取り組んでいることを、第三者によって認められ、正真正銘いい商品であると安心して購入できますよね。環境や社会に配慮したことを証明する認証は世界でたくさんありますが、例えば弊社GoodCulturesも取得を目指しているB Corp認証は、環境や社会課題に対するアクションはもちろん、従業員や顧客を大事にし、ガバナンスもしっかりしている企業に与えられる認証で、パタゴニアはもちろん、カラフルなマグカップの「KeepCup」も取得しています。
オリジナルグッズのタンブラー

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「オーガニック認証」はよく耳にしますが、それにも種類がたくさんあります。「天衣無縫」のタオルは、オーガニック認証の中でも世界で最も厳しい検査内容と言われている国際認証基準オーガニックテキスタイル認証を取得しています。

オリジナルグッズのタオル

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購入額の一部が寄付されるグッズ

商品を買うだけで寄付ができるのはとても気持ちいいです。オーガニックコットン製のTシャツを手掛ける「orgabits(オーガビッツ)」ではTシャツ1枚売れるごとに1円が、オーガニックコットン普及活動のために使われます。

オーガニックコットンのオリジナルTシャツ

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利益の一部を社会貢献活動に捻出する企業はいまやめずらしくありませんが、欧米では赤字であろうが黒字であろうが、売上高の1%を必ず毎年寄付にコミットしている企業も多くあります。有名なのはパタゴニアの創業者も関わっている、「1% for the Planet」。日本企業も100社以上が加盟し、主に環境NPOなどに寄付されています。GoodCulturesもメンバー企業なので、CultureGoodsで取り扱っている商品どれを購入しても1%が東南アジアのマングローブ植林事業に使われます。

CultureGoodsのラインナップでは、notabagやkeepcupが1% for the Planetのメンバー企業です。

 

 

エコアクションを推進するグッズ

2050年には魚の数よりも海に浮かぶマイクロプラスチックの数の方が多くなるのではないかと危惧されているプラスチック。それを食べてしまった魚を人間が食すことや、空気中に浮遊するマイクロプラスチックが、人体に深刻な悪影響を与えるともされています。

プラスチックで成形された商品そのものは、便利で衛生的であるが故、私たちが日常生活で手にするものにも多く利用されていますが、特に細かいかけらになりやすいものをゴミとして出し続けることから早く脱却しなければなりません。

自分はペットボトルをリサイクルしていると思っていても、街のゴミ箱から転げ落ちて飛んで行ったり、うっかりビーチに忘れてしまったり、どこかで海のゴミに加担してしまっているかもしれません。日頃からマイボトルを心掛け、薄いプラスチックに包まれたコンビニ弁当生活を卒業して、気分の上がる配色やデザインで後押ししてくれるアイテムで、ライフスタイルを変えてみませんか?

オリジナルグッズのタンブラー

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オリジナルグッズのランチボックス

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永く愛用できるグッズ

みんなが欲しいと思えるグッズ、すぐに壊れたりせず永く使えるグッズを選ぶことが肝です。また壊れてしまっても修理を受け付けたり推奨するブランドもあります。

急な雨で思わずコンビニに駆け込みビニール傘を買った経験がある方もいらっしゃると思いますが、数回で折れてしまい使い物にならないことも多々あります。日本では年間8000万本もの傘が廃棄されており、1人1本に近い驚異の数です。「+TIC」はそこに問題意識を持ち、耐久性に優れた傘を作っています。

プラスチックのオリジナル傘

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EIJIやパタゴニアでは服の修理サービスもしていて、受け取ったご本人からメーカーとの直接のやり取りになりますが、CultureGoodsで購入された商品も対象になります。

EIJIのオリジナルTシャツ

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サステナブルな想いを込める

ここまではグッズがどのようなものだとサステナブルかを紹介してきました。ここからは実際コーポレートグッズでどのような演出をすればより環境や社会に配慮した形になるか、事例をいくつかご紹介します。

 

社員全員参加!エコアクションBOX

SDGsの取り組みやサステナブル経営は会社の経営層や一部の部署が考えるものと思ってしまっている人も少なくないかもしれません。もちろん企業としてアクションをする方が影響力は大きいのですが、同時に私たち個々人の取り組みも総和としては大きいものになります。

そんなメンバー一人ひとりのアクションを大事に考えるのが株式会社Colere。「しろくま活動」と呼ばれる、メンバーのエコアクションを促進する施策を行っており、創業2期目のキックオフでは、エコアクションがしやすくなるようなBOXを、CultureGoodsにて制作依頼していただきました。

BOXもオリジナルで制作。いずれ捨てられてしまう紙ではなく、梱包箱に直接印刷してメッセージを伝えています。

 

圧倒的インパクトを生み出す、グッズで植林

マイクロソフト社では2021年にリリースされたWindows 11に携わった4万人のチームメンバーとパートナーに、感謝の気持ちを込めたBOXを提供しました。アイテムには倫理的に調達されたリサイクルパーカー、肌触りのよいブランケット、繰り返し使える高品質な水筒を選定。さらにグッズ1つにつき、マダガスカルにマングローブの木を1本植えられる仕組みになっています。今回は6万本以上のマングローブが植えられたそうで、アメリカの1LDKのアパート1,071戸分の木に相当するそうです。また、このプロジェクトでは、植樹職人に120日の有給労働を提供、さらに12,973トンの炭素が固定される(CO2削減につながる)ことを見込んでいます。

チームメンバーは、サイズが正確であることを確認し、実際に欲しい商品だけを受け取ることができるように、自分の欲しい商品を選ぶことができました。

 

企業メッセージに重ねるサステナブランドグッズ

People Trees合同会社では、フルリモートで、副業・兼業メンバーで構成される組織の中で自社の理念に共感してもらうためのコミュニケーションツールとして半期ごとのキックオフにグッズを制作されていらっしゃいます。副業・兼業であっても、委託された業務で自分の力を試すだけでなく、「組織に属しているんだ」という意識を持っているメンバーもいるそうで、そういった気持ちをもっと醸成すべく、自社の理念に合うアイテムにロゴを入れて従業員に配布しています。

パタゴニアのパーカーで制作されたときには、特に若い層から思想に共感してくれたようです。今の20代は「自分らしさ」や「充実感」といった価値観を重要視していて、地球環境への感度も高いため、趣味のギアを地球環境へ配慮しながら作っているパタゴニアでカルチャーグッズを作ったことで、とても喜んでくれたそうです。

 

届ける時もサステナブルに

さて、いざグッズと演出が決まり、名入れをしてこれから発送という時にも、大きな手間はかけずに従業員に呼び掛けることでもう一歩工夫できます。

 

間違いのないサイズ

愛着を持って永く着てもらうには、アパレルなどの場合ピッタリのサイズであることが必須条件です。従業員の希望のサイズを聞き、その数の分だけ発注するようにしましょう。CultureGoodsではグッズプランナーがグッズ制作担当の方に寄り添って丁寧にサポートさせていただいております。従業員の欲しいサイズや色確認、個別配送のための住所のお伺いなどは、テンプレートのアンケートをご用意することが可能です。またデータはそのままCultureGoodsの配送プロセスに送信されて担当者の手間がかかりません。

 

在庫を持ちすぎない

大量に発注すると単価が安くなるのが常識、足りなくなるよりは多めの方が良い、と予算ある限り発注してしまうのがこれまでの常識。CultureGoodsで商品によってはは小ロット対応ができますので、希望の数通りで制作できるか、まずはお気軽にご相談ください。

 

メンバーの希望するアイテムだけ発注

特にいくつかのアイテムを詰め合わせてBOXとして送る場合、もちろんすべてが揃ってストーリーを成すものもあると思います。しかしアイテムによっては既に持っているものもあります。例えばエコバッグは、レジ袋の有料化や無料のノベルティとして配布される機会も増えたので、既にたくさん持っている家庭もあるかもしれません。プラスチックバッグは海洋生物に影響を与えるゴミとなりやすいので使用を控えた方がいいのですが、CO2の排出で考えると、エコバッグ1つ作るのに排出されるCO2の量は、プラスチックバッグ1つ作るのに排出されるCO2の量よりはるかに多く、エコバッグ100回使わないとCO2削減の意味をなさないと言われています。オーガニックコットンのエコバッグについては1万回というデータもあります。もちろん、企業のロゴや合言葉の入った愛着の枠アイテムを持ちたいという気持ちは大事に、もしたくさん持ちすぎているものがあれば注文を見送るのも1つ勇気ある行動です。従業員にグッズのサイズや配送先を聞くときにひと工夫してみましょう。

 

個配時は在宅をお願い

日本のCO2排出の約18%は運輸からの排出、なかでも産業用トラックは40%を占めます。配達時の不在は余計なCO2排出につながるほか、人手不足の物流業界で残業などを誘発しがちで、運送会社で働く従業員にとってはマイナスです。グッズを一人ひとり手渡して儀式のようにすることもできますし、在宅勤務の続く会社にとって従業員の出社やコミュニケーションの機会にもなりますので、会社への一括配送がおすすめです。もちろん家に届く楽しみも味わいたいですよね。CultureGoodsでは発送時に到着目安を担当者の方にご連絡を差し上げていますので、ぜひ受け取る従業員の方にも情報を共有して、なるべく在宅するように呼び掛けてみましょう。

 

 

届けた後もサステナブルに

せっかく念入りに選び、環境や社会に配慮されたグッズを選んでも、押し入れの奥にしまいこまれてしまっては意味がありません。たくさん使ってもらってその使命を全うできるよう、しかけを考えてみるのもいいかもしれません。

 

グッズ活用デーを設ける

全員の集まる日にTシャツを着てきてもらったり、毎週○曜日はエコデーとして必ずマイタンブラーを持ち歩く日に決めたり、イベント時にパーカーを着るようリマインドを出してみたりなど、グッズを活用する日や機会を作ってみましょう。従業員のコミュニケーションが図れたり、一体感を醸成するきっかけにもなり、一石二鳥です。

回収ポストを利用する

使い古したその先にまた生まれ変わって永く使えるような旅に出してあげましょう。衣料品について、ブランド関係なく回収しているのはH&MGoldwinスノーピークなどのショップ店頭で行っていますので、各ウェブサイトを確認の上、近い店舗に足を運んでもらいましょう。
(22年11月時点でCultureGoodsで回収は行っておりませんが、数年以内の実施を計画しています。)

 

修理をしてまだまだグッズを使う

CultureGoodsで提供しているEIJIは破れやほつれなどが発生した場合、メーカーに送付すれば修理してもらえます。Patagoniaも「Worn wear」キャンペーンを実施しており、自分でDIYをして修理する方法を紹介したり、近くの修理店を紹介しています。他にもCraftdesignは中の補充だけお買い求めいただいたり、部品だけ買うこともできます。ぜひ、捨てる前に、まだ使えるか自問自答するよう呼びかけてみましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。サステナブルなグッズを選び、送り、使う方法はたくさんあります。同時に紹介した方法は完璧なものではありません。私たちがモノを消費するには、必ず環境に負荷をかけていますし、知らないどこかの誰かに迷惑が掛かっているかもしれません。環境や社会にやさしいからと、やみくもに大量購入することは元も子もありません。恵みに感謝し、企業のカルチャー醸成に大きな一役を買えるよう、ほんの少しでも配慮の気持ちを忘れないようにしましょう。