今回お話を伺ったイー・エフ・コーポレート・エデュケーション株式会社(Hult EF Corporate Education)
砂野様(右)、橋野様(中央)

 

 

 

まずグッズ製作を決められたキッカケを教えてください。

砂野様:一番の大きな理由は、会社のブランディングが変更になったことです。会社にとってもマーケティングにとっても、ブランディングの変更は大きな出来事です。そしてなにより働く人にとっても影響が大きい。それぞれのモチベーションを調整し、盛り上げていくためにグッズを製作することは重要な要素でした。

 

グッズ製作にあたり、こだわったポイントはどこでしょうか?

橋野様:まずはかっこいいこと。グッズって最初はもらってテンションが上がるのですが、実際に使わないなってことがありますよね。そこでクオリティをしっかりと重視し、普段使っている姿が想像できるグッズを選びました。もちろん予算もありますが、環境への取り組みを重視している会社だからこそ、よくあるノベルティは避けたかったんです。ただのゴミにならず、大切にずっと使ってもらえるものがいいなと思っていました。とにかくこだわりたいって気持ちが強くありましたね。

砂野様:弊社はサステナビリティにおけるビジョンが明確です。だからこそ私自身、環境配慮にはこだわりたかった。業務で紙を使用する文化はまだ残っていますが、そういったことも今後減らしていきたい。そう考えた時にこのグッズ制作の中でも、できる限り紙を使用しないようにしました。会社としての姿勢をグッズを通じて伝えたいと考えており、今回それが実現できて嬉しく思います。

 

グッズ製作で大変なことはありましたか?

橋野様:こだわりがしっかりとあった分、商品のラインナップから選ぶのが非常に大変でした。これまでやったことがないことをリクエストさせていただきましたが、Good Culturesさんはそれを形にしようと前向きに取り組んでくれたので、非常に心地よかったですね。

こちらのこだわりを汲んでくれたことはとても助かりました。

 

実際にグッズを見た皆さんの反応はいかがでしたか?

砂野様:とにかく好評で、ポジティブなコメントを多く聞きました。「かっこいい」や「おしゃれ」、「センスがいいね」など。デザインもよく、クオリティも高い商品だったため、本当に皆喜んでくれました。プラスで頂戴!なんて声をかけられることもありましたね。

橋野様:弊社はグローバル企業なので、頻度は様々ですが社員の多くが出張や研修等で海外に行くことが多いんです。そこでグッズの一つに出張先で使用できるポーチを選んでみました。「このサイズならこんなものも入れられるかな」など考えながら選んだのですが、日常的に使えるものだからこそ、皆の日々の中に落とし込むことができました。

砂野様:本国のイギリスでは、これまでもグッズを製作したことがありました。オンボーディングでは、タンブラーやノートを入れたBoxを渡しています。ただ、日本独自で製作したのは今回が初めて。本国から来たメンバーには日本のグッズはクオリティが高くて高級感があると言ってもらえました。

 今回ブランディング変更に伴い、沖縄でイベントを実施したんですが大成功でした。沖縄で開催ということで、ホテルに泊まってもらったのですが、ホテルの部屋に入るとグッズがすでに置いてある、というサプライズを演出しました。これはとてもWelcome感があって嬉しかったとコメントがありました。グッズを配るだけでなく、渡し方にもこだわれて良かったと思います。

 

Hult EF様がグッズを通じて伝えたかった思い

砂野様:まずは会社の価値観を伝えるよい機会になったことです。会社の大事な節目とそのイベントで、皆の心に火をつける一つのツールとなりました。また自分自身は言動一致ができたことが非常に良かったと思っています。SDGsを取り組んでいく中で、このグッズを通じて会社としてのメッセージを伝えることができたのではないでしょうか。グッズを作っていく中で、次はこんな環境に配慮したグッズを作りたいなという展望も見えてきました。会社を一つにする上で、グッズは非常に有効なツールだったと実感しています。

 

 

 

 

【あとがき】

今回お話を聞く中で、一つ一つにこだわりと、渡す相手の顔を思い浮かべながら作成された思いが非常に伝わってきました。ただ記念品として渡すのではなく、このイベントの中で、そしてそれを超えて日常の中でどう使用してもらえるのかを考え、会社の目指すべき環境配慮を実現したグッズであること。まさにカルチャー形成にグッズを使用いただいた素晴らしい事例と感じております。素晴らしい事例と写真をシェアいただき、ありがとうございました。