企業文化は、安定期や変革期といった企業のステージにより変化するものです。ステージの変化に伴って企業文化が変わることもありますし、経営者の目指す方向に進むために組織文化を変革させることもあります。組織内に意図的にカルチャーを浸透させる1つの手段としてグッズ制作があります。では今の自社の状況からどのようなグッズを作るのが効果的かを見ていきましょう。

 

意図的につくる企業文化

文化を「つくる」

広辞苑によると、「文化」とは「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。」とあります。私たちの人生の中で、生まれてくる時も学校に入る時も、既に形成されてきた文化の中に入り込むので、既にそこにあるものとして捉えがちですが、組織に集まる人や周りの環境の変化に応じて形作られたり、変わったり、変えたりするものなのです。

「カルチャーモデル」

企業を経営する上で、いくらよい戦略があっても、それを遂行できる組織がなければ意図した方向に進みません。戦略を実行できる組織作りとして様々な仕組みを変えること以外に、企業文化を重視している経営者も多くいます。戦略の1つとして、カルチャーを意図的な方向にもっていくために、その型となるような考え方もあります。日本マクドナルドやメルカリなどで組織づくりに携わってきた唐澤俊輔氏は、著書の中でビジネスモデルにちなんで「カルチャーモデル」を提唱しています。

カルチャーモデルの4類型

権限が中央集権型か分散型か、また組織が変化志向か安定志向かによって、4象限で「カリスマリーダー経営」「全員リーダー経営」「チームリーダー経営」「複数リーダー経営」が示されています。

 

カルチャーのタイプ別グッズ診断

では「カルチャーモデル」をベースに今の企業の状況または目指したい姿を知り、それに見合ったグッズ制作を検討していきましょう。

このYes/Noチャートなら、自社がどのカルチャーモデルを採用していて、どんなグッズが最適か一目でわかります。

企業のタイプ別グッズ診断

ここではそれぞれのモデル別に最適なグッズが何かを解説していきましょう。

カリスマリーダー経営型

企業のトップが前に立ち、皆が同じ方向に一丸となって進むことで変革期を乗り越えることができます。この場合は、統一された1つのメッセージを伝え、団結することが重要となります。メッセージを記しやすく、皆が身に着け視覚的に団結感を感じられるようなアイテムと言えばTシャツやパーカーです。企業ロゴに限らず、スローガンやバリューなど入れてみてはいかがでしょうか。

CultureGoods Original フォーマルTシャツ

カルチャーグッズオリジナルのTシャツは襟元がきちんとして見え、ジャケットの下に着てもフォーマル感が出ます。

CultureGoodsオリジナルTシャツ

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Pure waste フーディー

今の経営において環境配慮はもう当たり前。環境に配慮し、端材を利用したパーカーを採用することで、口先だけの宣言ではなく、行動を伴ったアクションをしていくことができます。特に意識の高い若い世代はこうした細かい部分であっても、しっかりとした意志があれば共感を得ることができ、信頼関係やエンゲージメントの向上にもつながります。

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全員リーダー経営

社員一人ひとりが主役となり、その多様性を活かして変化をしながら成長するモデルです。自身が事業を動かしているというやりがいを感じ、挑戦を楽しめる一方で、実はストレスも多いはず。本人の知らないうちに疲れが貯まってしまわないように、毎日しっかりとした休養を取りリセットすることが大事です。リラックスのできるアイテムで、明日のがんばりを支えましょう。

TENTIAL BAKUNE スリープウェア

元アスリートが経験と知見を生かし、人間工学を取り入れて作り上げたスリープウェア。血流改善を促す特殊機能繊維「SELFLAME®︎」により、着る人の体温を輻射し遠赤外線作用を増幅することで疲労を軽減。寝返りをじゃましない独自パターンで睡眠時のストレスも軽減。

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バイタリティーブレンド アロマオイル

レモングラスとユーカリ、ペパーミントにライム、レモンマートルを取り入れ、バイタリティーを上げるブレンド。疲れがたまった毎日、それでも頑張る社会人をあと押ししつつ癒やしてくれるアイテム。

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複数リーダー経営

事業や地域ごとなどに組織を分け、それぞれの責任者に権限を委譲し安定した経営を目指すモデルです。組織の中に複数のリーダーが存在することになります。リーダーたちにしっかりとその役割を果たしてもらえるように、リーダー向けのグッズを制作して渡すことで、会社から認められた・任されたという自負から、士気がより一層高まり、周りからの応援も得られるかもしれません。

newhattan キャップ

一般的にはつばのついた帽子を「キャップ」と呼びますが、キャプテンも「キャップ」ということがありますよね。英語の「cap(キャップ)」には「頭」という意味があり、頭にかぶる帽子もチームの「頭(かしら)」であるキャプテンも同じことを指しています。チームリーダーの証をオリジナルのキャップで示し、会社からの信頼の気持ちを贈りましょう。 

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ファブリック ノートブック

それぞれに権限移譲しながらもトップが状況を見通せるようにこまめな「報連相」を心掛けてもらえるよう、ちょっとしたことが書き留められるメモ帳や小型のノートはおすすめです。

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チームリーダー経営

複数の経営幹部が意思決定を行い、ワンマンではなくいくつかの視点から判断を行うことでリスク回避を目論むこのモデルは、日本の企業に多く見られます。取締役としての重責を担いながらも、会社の首脳として方向性を決めていく少数精鋭団、特に新しく任命されたリーダーに祝福と歓迎の気持ちを込めて、高級なコーポレートグッズを贈呈するのも素敵です。

 

SHIMORYU タンブラー

高級といえば伝統工芸品。疲労困憊して帰宅した後のビールがおいしく飲める、燕三条のタンブラーには、会社のロゴもレーザー加工できれいに仕上がります。

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Nuans 名刺入れ

あらためて登場の機会が増える名刺入れ。これまで愛用してきたものとは一味違う、スマートなデザインを選ぶならこちらがオススメ。

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さらにメッセージを込める演出方法

せっかくの想いやこだわりをもってアイテムを選んでも、そのストーリーが伝わらなければグッズの効果も激減してしまいます。意図した方向に社員が歩みを進めていけるよう、グッズを渡すときの演出も考えてみましょう。

 

レターで想いを伝える

なぜそのグッズを選んだのか、これから組織にどうなってほしいのかということを手紙にしてグッズに同梱することで、想いを伝えることができます。ただグッズを渡されるより、メッセージ性のあるものを受け取った方が、受け手の印象は格段に良くなります。

 

贈呈式をする

作業としてグッズを配るのではなく、贈呈する場を作り、みんなで同じ時間を共有することで組織の一体感をより一層感じることができます。特別な体験は後で回想されることもあり、時々初心を思い出しながら仕事に邁進してくれるかもしれません。

 

みんなで使う日を決める

社員が普段使いに気にいって使えるアイテムを選ぶことももちろんですが、特にアパレルは全員が四六時中着るというのは難しいです。視覚的に団結していることを感じる機会を意図的に作るうえでも、社員全員が集まるイベントや記念日にグッズを活用する日を決めましょう。

 

まとめ

今の企業のステージに応じた最適なグッズは見つかりましたでしょうか。

この他にもCultureGoodsでは様々なアイテムを取り揃えており、社員に伝えたいメッセージに応じて最適なグッズをご提案させていただきます。

何を作りたいかが決まっていなくても大丈夫。お気軽にお問い合わせください。

オリジナルグッズの相談はCultureGoodsへ