CultureGoodsサービスを提供している当社・GoodCulturesでは、毎週月曜日は「サステナMonday」と題して、メンバーそれぞれが想うサステナビリティを共有しています。

第3弾では企業自体のサステナビリティを根幹で支える文化というものについて考えました。メンバーから寄せられた、よい企業カルチャーをシリーズでご紹介します。

 

 

本質をひらく10か条 ライフクリエイト

GoodCulturesで人事担当のKさん。とても明るくパワフルで、会議やオンライン飲み会ではしっかり場を盛り上げてくれます。そんなKさんが紹介してくれたのは「ライフクリエイト」という会社です。

 

ライフクリエイトは、ヨガスタジオを全国展開している会社で、昨年のForbes Japan women Awardで1位を取っています。
ここの理念がすごく良いのでシェアです。

ライフクリエイト社のバリュー
(ライフクリエイト社のホームページより抜粋)

で、こういう理念って掲げるのは簡単でも、なかなか浸透しなかったり、言葉だけになって行動と結びつかなかったり…等あると思うのですが、入社式や研修などの機会をうまく使ってしっかり根付いているようです。

綺麗事のように思えてしまうような言葉がたくさん並んでいますが、コアは自己肯定感をとにかく上げることだそうです。
素敵なカルチャーだな、と思う企業のひとつです!

 「ヨガ」というのは、サンスクリット語で「つながり」を意味する言葉で、心と身体と魂とが繋がっていること、つまりバランスがとれていることを表します。どこかに不調があると良い調和が保てず、バランスが崩れてしまい、全てに影響します。「病気は気から」というのはわかりやすい例ですが、心の不調は身体の不調につながりますし、腰痛や肩こりは気分にも影を落とします。バランスを保つために、自分自身を見つめ、自分でコントロールするのがヨガのエクササイズです。ヨガのレッスンではよく、今の自分の状態を受け入れ、観察するようにインストラクターが呼びかけています。まずは自分を愛することが、全ての一歩と言えるのかもしれません。

ライフクリエイト社の創業者である前川さんのインタビュー記事によると、ヨガスタジオを出店した時、1号店は大成功しましたが、半年後に2号店を出した後、2店舗ともいきなり赤字になってしまったそうです。これは会社の目的やフィロソフィーが十分に浸透できておらず、理念の浸透がおろそかになってしまっていたが故であると気づき、会社のあり方やミッション、またそれらを通して社員の人生をどのようなものにしていくかを大事にするようになってから経営もうまくいくようになったそうです。ビジョンや経営理念のような会社の根幹を丁寧にコミュニケーションし、社員一人ひとりの人生にとってどんな意味を成すのかまで考えてもらうことで、本当の意味での浸透になるのかもしれません。

GoodCulturesのメンバーには「自己肯定感」について研究しているメンバーも複数おり、とても興味深い事例だと盛り上がりました。

 

カジュアルを正しくカジュアルに Meety

続いてCultureGoodsの製造・加工現場でのシステム開発担当のTさんです。エンジニアでありながら美大に通っているという、異色のキャリアを歩まれています。TさんはHRプラットフォームである「Meety」をご紹介いただきました。

 

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、Meetyはカジュアル面談を正しくカジュアルにすることを目的とした、採用活動の一番手前の体験を変えようとしているHRのプラットフォームです(私の解釈)。

そんなMeety社は、GoodCulturesと同じでリモートワークな(というよりオフィスのない)会社なのですが、仕事のやり取りに使っているSlackの使い方も、ミッションを体現するかのようにカジュアルだなーと感じます。

特徴的なのは
・全員に個人チャンネルがある
・打ち合わせはSlackのハドルでカメラオフ
かなと思います。

個人チャンネルは自身の稼働予定の連絡、質問、調整、独り言などに使われていて、業務上関係するようなメンバーのチャンネルにはそれぞれの判断で入っている状態です。
個人的には自分のチャンネルという扱いなので、質問がしやすくて助かっています。
質問やミーティングもSlackのハドルで行われていて、カメラオフが基本なので気軽に行われている印象です。
「今ちょっとハドルいいですか?」
「次の稼働タイミングでハドルさせてください」
「あ、ちょっと僕も話したいことあるので、話が終わったらハドル入っていいですか?」
のようにやり取りされていて、むしろSlackのログのほとんどがこのような内容です。
最初は若干戸惑いましたが(特にミーティングのカメラオフ)、今ではとてもやりやすく感じているので、リモートワークの例として参考になればと思い、共有させてもらいました。

2つの特徴については、リモートで携わるメンバーの多いGoodCulturesにも反響が大きく、早速ハドルがあちらこちらで行われています。相手の状況がわからず必要以上に遠慮してしまうこともあるので、個人チャネルで稼働予定の共有や実際の稼働開始や終了の連絡がされると他のメンバーにわかりやすく、自分自身も気持ちの切り替えになるので一石二鳥のようです。

Meety社はこうした業務オペレーション上の工夫だけでなく、組織や働き方についてしっかりとした、そしてよく考えられたポリシーを持っています。例えば、「フルリモートワーク&顔出し不要の働き方」では、どこから働いても良いというのはもちろんのこと、顔を出すかどうかも自由です。相手の顔が見えないというのは、その人に対する無意識の思い込みや先入観が生まれにくい状態をつくることができ、また本人も周りからどう思われているか気にする必要が無く、目の前の仕事に集中しやすい環境を生み出すことができると考えているようです。だからこそ、その人の稼働状況は見えるように、個人チャネルという工夫をされています。

個人の自由を尊重する働き方のポリシーに加え、「Meety Diversity Policy『Belonging』」というダイバーシティーポリシーも制定されていて、一般的にマジョリティの中にマイノリティを取り込む「インクルージョン」の先を行く「Belonging」、つまりあらゆる特性・価値観・バックグラウンドを持つ人が同じ会社の中に等しく存在し、関わり合っている状態を目指しています。積極的に差別を是正する「アファーマティブアクション」についてのスタンスも明確にしていて、サステナビリティの観点でもお手本にすべき取り組みです。

 

まとめ

今回は、自己肯定感を高め、会社と個人の方向性を重ね合わせていきいきと働く社員を育む「ライフクリエイト」と、本当の意味で個を尊重し、確固たる方針と業務遂行する上での工夫で働きやすさを追及する「Meety」をご紹介しました。

CultureGoodsでは、自分を見つめ、受け入れ、コントロールして自己肯定感を高める練習にもなるヨガを推奨したい会社にぴったりな、ヨガグッズのラインナップも充実しています。

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※Notabagウェブサイトより画像引用

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またリモートワークメンバーが多い会社でも、団結力を一層感じることができるオリジナルグッズのボックスも制作しています。

 

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参考:
ライフクリエイト社 https://be-lifecreate.com/
Meety社 https://corporate.meety.net/
日本ヨガ連盟 https://www.npo-yoga.com/